注意の瞬き(アテンショナルブリンク)テスト — 無料RSVP検査
無料の注意の瞬きテスト。0.1秒ごとに切り替わる18文字のうち白い文字を覚え、その後にXがあったかを答える60試行で、最初の標的の0.2〜0.3秒後に2つ目を見逃す深さを測ります。注意資源の回復速度のセルフチェックで、診断ではありません。
検査の構成
- 所要時間
- ~4 分
- 料金
- 無料
何を測るのか
注意の瞬きは1992年に Raymond、Shapiro、Arnell が名付けた現象で、速く続く刺激の中で最初の標的を捉えた直後0.2〜0.5秒の間に現れる2つ目の標的を見逃しやすいことを指します。目は開いているのに注意が一瞬「まばたき」して情報が入ってこないようなもので、一度使った注意資源がどれだけ速く回復するかを示します。
1試行では18文字が0.1秒ずつ速く流れます。そのうち白色で出る文字1つ(最初の標的)を覚え、その後に灰色のX(2つ目の標的)があったかを判断します。Xは半分の試行にだけ出て、最初の標的の1・2・3・5・8番目後のいずれかに置かれます。位置ごとにXがある試行6回とない試行6回ずつ、練習8試行の後に本検査60試行を行います。
最初の標的の直後の位置(lag 1)ではむしろよく見え、2〜3番目の位置で最も多く見逃すのが典型的な曲線です。この曲線の深さは、注意が一つの項目を処理している間にどれだけ閉じているかを示します。
スコアの読み方
代表スコアは、最初の標的を正しく覚えていた試行でXの有無を正しく判断した割合(%)です。中心指標の瞬き深度は、8番目の位置の正確度から2・3番目の位置の平均正確度を引いた値(%ポイント)で、5以下なら浅い、20未満は軽い、40未満は一般的、40以上は深いと案内します。lag-1 スペアリングは1番目の位置の正確度から2・3番目の平均を引いた値です。
最初の標的の正確度が70%に届かない場合、白い文字そのものを見逃した試行が多く、瞬き深度の信頼性が低いと表示されます。その場合は結果を読む前に画面の明るさと距離を調整してやり直すのがよいでしょう。Xがなかったのにあったと答えた誤警報率も併せて表示され、この値が高ければ正確度が推測で膨らんでいる可能性があります。
文字が0.1秒ごとに切り替わる課題なので、画面のリフレッシュレートが低かったりフレームが途切れたりすると刺激が正しく描かれないことがあります。他のアプリを閉じ、省電力モードを切った状態で、同じ端末で繰り返し測った推移を見るのが最も信頼できます。
結果に影響するものと活用法
注意の瞬きは緊張するほど深くなり、リラックスするほど浅くなる傾向があります。睡眠不足や疲れた日は最初の標的の正確度から落ち、カフェインは覚醒を高めて役立つこともありますが、過剰だと誤警報が増えることがあります。年齢が上がると瞬きが長く深くなるのが一般的で、明るい周囲光や小さな文字も白い文字の認識を難しくします。
Soundary は結果を保存し、前回の検査からの変化を表示します。1〜2週間おきに同じ端末・似た照明と時間帯で繰り返し、瞬き深度と最初の標的の正確度の推移を見れば、コンディションによる揺れと一貫した変化を区別できます。この検査はセルフチェック用で、診断ツールではありません。
十分に休み画面環境を整えた後も最初の標的の正確度が70%を下回り続けたり、瞬き深度が非常に深い結果が繰り返されたりし、日常生活で速く流れる情報(字幕、標識、会話)をよく取り逃して困っているなら、専門家に注意力の評価を相談することをおすすめします。
よくある質問
注意の瞬きとは何ですか?
速く続く刺激の中で最初の標的を捉えた直後0.2〜0.5秒の間に出る2つ目の標的を見逃しやすい現象です。目は開いているのに注意が一瞬閉じるようなもので、一度使った注意資源がどれだけ速く回復するかを示します。この検査は0.1秒ずつ切り替わる18文字でその深さを測ります。
瞬き深度はどう読みますか?
最初の標的の8番目後の位置におけるXの判断正確度から、2・3番目の位置の平均正確度を引いた値(%ポイント)です。5以下なら浅い、20未満は軽い、40未満は一般的、40以上は深いと案内します。健康な人でもある程度の瞬きがあるのは正常で、最初の標的の正確度が70%未満なら信頼性が低いと表示されます。
瞬きが深いと集中力が悪いのですか?
そう断定することはできません。瞬きは健康な注意システムでも現れる正常な現象で、この検査はセルフチェック用の参考資料であり診断は行いません。緊張、疲労、睡眠不足、明るい照明、画面のコマ落ちだけでも深くなることがあります。十分に休んだ後も非常に深い結果が繰り返され、日常生活で速い情報をよく取り逃すなら、専門家への相談を検討してください。
検査はどのくらいかかり、どんな環境で行うべきですか?
練習8試行と本検査60試行で約4〜6分かかります。文字が0.1秒ごとに切り替わるため、他のアプリを閉じ省電力モードを切った上で、明るすぎない場所で画面を適度な距離に置いて行うのがよいでしょう。1〜2週間おきに同じ端末・似た環境で繰り返せば、推移を信頼して見ることができます。
出典
本課題は次の研究のパラダイムに基づきます — Raymond, J. E., Shapiro, K. L., & Arnell, K. M. (1992). Temporary suppression of visual processing in an RSVP task: An attentional blink? Journal of Experimental Psychology: Human Perception and Performance, 18(3), 849–860. 本検査は公開された学術パラダイムに基づく Soundary 独自実装であり、特定の商用検査製品やその検査用紙ではありません。
あわせて受けたい検査
本検査はセルフチェック(スクリーニング)であり、医学的診断ではありません。結果が気になる場合は精神科の専門医にご相談ください。
Soundary