数字記憶テスト — 無料のデジットスパン検査

  • 無料
  • 約3分
  • 登録不要
  • 結果はすぐ

1桁ずつ現れる数字を順番どおりに覚えて入力するデジットスパン(数字の記憶幅)検査です。約3分、3桁から最大10桁まで挑戦して自分の記憶スパンを確認でき、再検査のたびに推移が保存されます。無料の短期記憶セルフチェックです。

検査の構成

所要時間
~3 分
料金
無料
授業 · 研究向けこの検査をグループで実施しますか?参加者はアカウントなしで参加でき、進行者は匿名のリアルタイム分布と事前・事後の変化を確認できます。1分で設定 · 学生アカウント不要 · 個人スコアは非公開無料グループリンクを作る

この数字スパン検査の進み方

数字は0〜9からランダムに選ばれ、同じ数字が続けて出ることはありません。数字1つが0.8秒表示され、0.4秒の空白のあと次の数字が出るので、1.2秒に1桁ずつ進む計算です。すべて表示されたら数字パッドで入力しますが、最後の桁を押した瞬間に採点されるので、押し間違えた桁はその前に「削除」で直してください。3桁から始まり、正解すると1桁ずつ増え、間違えると同じ長さの新しい数字列でもう一度チャンスがあります。同じ長さで2回間違えるか、10桁を正解すると検査は終わります。

結果画面のいちばん上には、最後まで正解できた最長の桁数と総試行回数が表示されます。詳細レポートには正解・不正解の回数と正答率、満点10桁に対する割合が示され、何回目の試行で何桁を正解・不正解したかが1行ずつ残ります。そのため、同じ7桁でも一度で通過したのか、1回間違えてから通過したのかを見分けられます。短い解釈は9桁以上、5〜8桁、4桁以下の3つの区分に分かれます。検査は10桁で止まるので、10桁を正解した場合、実際の記憶スパンはそれより長い可能性があります。

「7±2」のその後:時間とチャンク

Baddeley と Hitch(1974)のワーキングメモリ・モデルでは、数字を保持するのは「音韻ループ」です。音の情報を短い間ためておき、心の中で繰り返すことで保ちます。Baddeley、Thomson、Buchanan(1975)は、単語が短いほど多く覚えられ、記憶スパンはおよそ2秒間に読み上げられる単語数から予測できることを示しました。記憶スパンは項目の数だけでなく、繰り返すのにかかる時間にも縛られているということです。一方、Cowan(2001)は、心の中での繰り返しやまとめて覚えること(チャンク化)を封じた研究を集め、一度に保てるのは3〜5チャンク、平均4つ程度だとまとめました。

そのため、よく見られる7桁前後の数字スパンは、単一の純粋な保存容量というより、短い保存庫に心の中での繰り返しと2〜3個ずつのまとまりが加わった結果と見ることができます。この検査は見た順に入力する「順唱」だけを行います。言語的な材料では逆の順で思い出すと成績がたいてい下がるというレビュー(Donolato ら, 2017)のとおり、逆唱には順序を反転させる操作が加わり、情報を「保つ」課題から「扱う」課題へと近づきます。逆唱も試したい場合は、総合認知能力 (IQ) のワーキングメモリのセクションに含まれています。

言語と提示のしかたで数字スパンが変わる理由

数字を目で見ていても、私たちはたいてい心の中で読み上げ、音に変えて覚えています。Conrad(1964)は、目で見た文字をすぐに思い出す場合でも、発音の似た文字どうしを取り違える誤りが系統的に生じることを示しました。そのため、数字の名前を発音するのにかかる時間が記憶スパンに影響します。Ellis と Hennelly(1980)は、ウェールズ語と英語のバイリンガルの数字スパンが、数字の名前が長いウェールズ語でより短いと報告し、Stigler、Lee、Stevenson(1986)は、数字の名前を速く発音できる中国語話者の子どもが英語話者の子どもより多くの数字を覚えたと報告しました。

ですから、別の言語で数字を繰り返す人の記録と比べるより、同じ言語で測った自分の記録どうしを比べるほうが正確です。提示のしかたも異なります。医療機関で使われるウェクスラー式知能検査の数唱は、検査者が1秒に1つの速さで数字を読み上げ、口頭で答える形式ですが、この検査は画面に1.2秒ごとに1桁ずつ表示し、指で入力します。耳で聞くとリストの終わりのほうがよく覚えられる「モダリティ効果」が知られているため(Crowder と Morton, 1969)、2つの点数をそのまま置き換えることはできません。この検査の点数は臨床的な点数の代わりではなく、同じ方法で測り直した自分の記録と比べる物差しとして使ってください。

よくある質問

数字スパン検査は何を測る検査ですか?

数秒間、頭の中に情報を保持できる容量、つまり短期記憶のスパンを測ります。数字が1桁ずつ(1桁あたり約0.8秒)現れて消え、その順番どおりに入力する方式で、覚えている間は前頭前野と頭頂葉が連携し、頭の中で数字を復唱する音韻ループが働きます。1887年にジェイコブスが考案して以来、心理学で最も長く使われてきた記憶検査パラダイムの一つです。

何桁まで覚えられれば良い方ですか?

心理学者ジョージ・ミラーが「マジカルナンバー7±2」と呼んだように、成人の多くは5〜9桁あたりで限界を迎えます。本検査は3桁から始まり、成功するごとに1桁増え、同じ桁数で2回間違えると終了、到達した最長桁数(最大10桁)が結果です。点数が低くても疾患を意味するわけではありません。睡眠不足や騒音だけでもスパンは縮む、あくまでセルフチェック用の参考指標です。気になる症状が続く場合は、スコアではなく症状そのものを根拠に専門家へ相談してください。

数字の記憶幅は練習で伸びますか?

検査の点数自体は練習でかなり上がります。特に電話番号のように数字を2〜3個ずつまとめて覚えるチャンキング戦略を使うと、同じ容量でより長い数列を保持できます。ただしそれは戦略の上達であって脳の基礎容量が増えたのとは区別され、向上が他の記憶課題へ転移する根拠も限定的です。訓練ツールというより、今日の記憶コンディションを測る体温計のように使うのがおすすめです。

どのくらいの頻度で再検査し、推移はどう見ればよいですか?

1〜2週間おきが無難です。頻繁すぎるとチャンキング戦略に慣れる練習効果が混ざり、実際の変化が見えにくくなります。結果は保存され、再検査のたびに過去の記録と比較されるので、同じ時間帯・似たコンディションで測った記憶幅の推移を見ましょう。聞いたばかりの電話番号や指示をよく取りこぼす時期にスパンも一緒に縮んでいないか照らし合わせると、体調のサインとして読めます。

出典

本課題は次の研究のパラダイムに基づきます — Jacobs, J. (1887). Experiments on prehension. Mind, 12(45), 75–79. 本検査は公開された学術パラダイムに基づく Soundary 独自実装であり、特定の商用検査製品やその検査用紙ではありません。

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本検査はセルフチェック(スクリーニング)であり、医学的診断ではありません。結果が気になる場合は精神科の専門医にご相談ください。

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