数字記憶テスト — 無料デジットスパン(数字の記憶幅)検査
1桁ずつ現れる数字を順番どおりに覚えて入力するデジットスパン(数字の記憶幅)検査です。約3分、3桁から最大10桁まで挑戦して自分の記憶スパンを確認でき、再検査のたびに推移が保存されます。無料の短期記憶セルフチェックです。
検査の構成
- 所要時間
- ~3 分
- 料金
- 無料
よくある質問
数字スパン検査は何を測る検査ですか?
数秒間、頭の中に情報を保持できる容量、つまり短期記憶のスパンを測ります。数字が1桁ずつ(約0.8秒間隔)現れて消え、その順番どおりに入力する方式で、覚えている間は前頭前野と頭頂葉が連携し、頭の中で数字を復唱する音韻ループが働きます。1887年にジェイコブスが考案して以来、心理学で最も長く使われてきた記憶検査パラダイムの一つです。
何桁まで覚えられれば良い方ですか?
心理学者ジョージ・ミラーが「マジカルナンバー7±2」と呼んだように、成人の多くは5〜9桁あたりで限界を迎えます。本検査は3桁から始まり、成功するごとに1桁増え、同じ桁数で2回間違えると終了、到達した最長桁数(最大10桁)が結果です。点数が低くても疾患を意味するわけではありません。睡眠不足や騒音だけでもスパンは縮む、あくまでセルフチェック用の参考指標です。気になる症状が続く場合は、スコアではなく症状そのものを根拠に専門家へ相談してください。
数字の記憶幅は練習で伸びますか?
検査の点数自体は練習でかなり上がります。特に電話番号のように数字を2〜3個ずつまとめて覚えるチャンキング戦略を使うと、同じ容量でより長い数列を保持できます。ただしそれは戦略の上達であって脳の基礎容量が増えたのとは区別され、向上が他の記憶課題へ転移する根拠も限定的です。訓練ツールというより、今日の記憶コンディションを測る体温計のように使うのがおすすめです。
どのくらいの頻度で再検査し、推移はどう見ればよいですか?
1〜2週間おきが無難です。頻繁すぎるとチャンキング戦略に慣れる練習効果が混ざり、実際の変化が見えにくくなります。結果は保存され、再検査のたびに過去の記録と比較されるので、同じ時間帯・似たコンディションで測った記憶幅の推移を見ましょう。聞いたばかりの電話番号や指示をよく取りこぼす時期にスパンも一緒に縮んでいないか照らし合わせると、体調のサインとして読めます。
出典
本課題は次の研究のパラダイムに基づきます — Jacobs, J. (1887). Experiments on prehension. Mind, 12(45), 75–79. 本検査は公開された学術パラダイムに基づく Soundary 独自実装であり、特定の商用検査製品やその検査用紙ではありません。
あわせて受けたい検査
本検査はセルフチェック(スクリーニング)であり、医学的診断ではありません。結果が気になる場合は精神科の専門医にご相談ください。
Soundary