言語流暢性検査無料 — 60秒で動物の名前・食べ物の名前テスト

無料オンライン言語流暢性検査:60秒間で動物の名前を、次の60秒間で食べ物の名前をできるだけ多く入力します。有効産出数、繰り返し(保続)、15秒区間ごとの産出推移を確認できます。Soundary 独自実装のセルフチェック用で、診断ツールではありません。

検査の構成

所要時間
~3
料金
無料

何を測るのか

言語流暢性検査は、決められた条件に合う単語を制限時間内にできるだけ多く思い浮かべる課題です。この検査は60秒のラウンド2つで構成されます。第1ラウンドは動物の名前を思いつくまま入力する意味(カテゴリー)流暢性、第2ラウンドは食べ物の名前を入力する、同じくカテゴリー流暢性です。どちらもそのカテゴリーに属する単語を入力します。

単語を素早く取り出すには、頭の中の語彙倉庫を体系的に探し(例:家畜→海の動物のようにまとまりを移動しながら)、すでに言った単語を覚えて繰り返しを避け、条件に合わない単語を抑制する必要があります。そのためこの課題は語彙の検索速度だけでなく、実行機能とワーキングメモリが一緒に働く様子を示します。Benton が前頭葉損傷で単語産出が減ることを報告して以来、神経心理学的評価の基本課題として定着し、カテゴリー流暢性と語頭音流暢性は CERAD など広く使われるバッテリーにも含まれています。

ただし本来の流暢性検査は、検査者の前で口頭で答え、検査者が採点する方式です。Soundary の検査は入力欄にタイピングする独自実装のため、タイピング速度が結果に混ざり、単語が本当にそのカテゴリーに属するかは自動判定しません。標準化された臨床検査やその規準を代替しない探索的なセルフチェックです。

スコアの読み方

代表結果は2ラウンドの有効産出を合計した総単語数です。有効な単語は2文字以上で、そのラウンド内で初めて出た単語です。同じ単語をもう一度入力すると保続として別に数えて得点に入れず、短すぎる入力も別に集計されます。アプリでは合計28個以上を高いほう、16〜27個を普通、15個以下を低いほうと案内します。

詳細結果では、ラウンドごとの有効産出数、保続数、無効数とともに、0〜15秒、15〜30秒、30〜45秒、45〜60秒の区間ごとに何個出したかのタイムラインを見られます。たいてい最初の15秒で最も多く出て後半ほど減りますが、後半の区間でも途切れず続くなら、まとまりを切り替えながら探索する戦略がうまく働いたということです。入力した単語リストもそのまま表示されるので、カテゴリーに合っているか自分で確認できます。

ここで使う28個・16個の境界は Soundary が参考用に定めたものです。臨床検査では年齢・教育年数別の規準で解釈しますが、タイピング方式で、カテゴリー該当を人が採点しないこのバージョンにはそうした規準を適用できません。結果は自分の以前の記録と比較する用途で見るのが適切です。

結果に影響するものと活用法

タイピング速度と入力機器が最大の変数です。スマートフォンのキーボードと PC のキーボードでは同じ人でも産出数が変わるので、推移を見るときは同じ機器を使ってください。次に語彙量と教育水準、年齢、そして検査時の疲労・眠気が影響します。抑うつや強い不安があるときは口数が減るように単語産出も減る傾向があるため、気分の状態と一緒に読むと解釈に役立ちます。

練習効果は比較的小さいものの、同じカテゴリーを繰り返すと前回使った単語が浮かんで少し有利になることがあります。推移は数週間おきに見て、総数よりも保続が増えていないか、後半の15秒区間が空いていっていないかを見るとより多くの情報が得られます。検索が詰まったときに下位カテゴリーを切り替える戦略(家→農場→海→ジャングル)を意識的に使うと産出は増えますが、それは戦略の効果であって能力の変化ではありません。

言語流暢性は認知症スクリーニングや実行機能評価に広く使われますが、このウェブ検査はそうした臨床ツールではなく、いかなる状態も判定しません。結果にかかわらず、単語が思い浮かばず会話がよく途切れる、人や物の名前が出てこないことがここ数か月で明らかに増えたと感じるなら、精神科や神経内科で正式な神経心理検査を受けてみてください。

よくある質問

検査はどのように進みますか?

60秒ずつ2ラウンドです。第1ラウンドは動物の名前を、第2ラウンドは食べ物の名前を思いつくまま入力欄にタイプして確定します。2文字以上である必要があり、同じラウンドですでに使った単語は保続として処理され得点に入りません。説明を含めて約3分かかります。

何個なら良い結果ですか?

アプリは2ラウンド合計28個以上を高いほう、16〜27個を普通、15個以下を低いほうと案内します。この境界は Soundary が定めた参考用で、タイピング方式のため口頭で答える臨床検査の年齢別規準とは直接比較できません。キーボードの種類やタイピング速度に大きく左右されるので、同じ機器で測った自分の記録と比べてください。

動物ではない単語を入れても点数になりますか?

はい、現在のバージョンはカテゴリーに実際に属するかを自動判定しません。文字数と重複の有無だけを確認します。そのため結果画面に入力した単語リストをそのまま表示し、自分で確認するよう案内しています。条件に合わない単語を入れると数字は上がっても検査の意味はなくなるので、正直に進めるのがよいです。

口頭で行う検査とは結果が違いますか?

はい、異なることがあります。臨床で使う言語流暢性検査は検査者の前で口頭で答えて検査者が採点しますが、この検査はタイピングのためキーボードの速度の分だけ産出が減り、誤字の扱いも違います。そのためこのバージョンは探索的なセルフチェックであり、CERAD などのバッテリーの流暢性得点の代わりにはなりません。

出典

本課題は次の研究のパラダイムに基づきます — Benton, A. L. (1968). Differential behavioral effects in frontal lobe disease. Neuropsychologia, 6(1), 53–60. · Troyer, A. K., Moscovitch, M., & Winocur, G. (1997). Clustering and switching as two components of verbal fluency: Evidence from younger and older healthy adults. Neuropsychology, 11(1), 138–146. 本検査は公開された学術パラダイムに基づく Soundary 独自実装であり、特定の商用検査製品やその検査用紙ではありません。

あわせて受けたい検査

本検査はセルフチェック(スクリーニング)であり、医学的診断ではありません。結果が気になる場合は精神科の専門医にご相談ください。

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