感情ストループ課題 — 無料の注意バイアステスト

  • 無料
  • 約2分
  • 登録不要
  • 結果はすぐ

感情語と中立語のインク色を選ぶ32試行で、感情語がどれだけ注意を引くか(感情的注意バイアス)を測る無料の感情ストループ検査です。約2分で完了し、条件別の反応時間・バイアス(ms)・解釈、再検査時の推移まですぐに分かります。

検査の構成

所要時間
~2 分
料金
無料
授業 · 研究向けこの検査をグループで実施しますか?参加者はアカウントなしで参加でき、進行者は匿名のリアルタイム分布と事前・事後の変化を確認できます。1分で設定 · 学生アカウント不要 · 個人スコアは非公開無料グループリンクを作る

感情ストループ検査の32試行の流れ

画面の中央に単語が1つずつ表示されます。半分は「失敗」「孤独」のような感情語、もう半分は「机」「窓」のような身の回りの物を表す言葉です。意味は気にせず、文字のインクの色と同じボタンを赤・緑・青・黄の4つから選んでタップしてください。1試行の制限時間は1.5秒で、単語の下のバーが伸びて残り時間を知らせます。時間内に答えなければ見逃しとして次へ進み、答えるとすぐに次の単語が出ます。練習はなく、32試行を続けて行い、説明を読む時間を含めて約2分で終わります。

単語リストは言語ごとに、その言語で別々に作られています。感情語8語と中立語8語をそれぞれ2回ずつ使うので条件ごとに16試行になり、4色のインクは各条件の中でちょうど4回ずつ出るようにそろえてあります。順番は毎回ランダムに並べ替えますが、同じ単語が続けて出ることはありません。色と回数を2つの条件でそろえているため、条件間の反応速度の差は、色ではなく単語の感情的な意味から生じたものと考えられます。

正答数とバイアス(ms)、2つの数字の読み方

結果のいちばん上の大きな数字は、32試行のうち正解した数です。単語の意味に引きずられず、どれだけ正確に色を選べたかを表します。その下の行には感情的注意バイアスがms単位で表示されます。詳しいレポートでは、感情語と中立語それぞれの正答率と平均反応時間を分けて示し、平均は正解した反応だけで計算します。どちらかの条件で正解が4つ未満だと平均が不安定すぎるため、バイアスは「測定不可」になります。他の人との比較グラフは、まだ参考用の推定基準にもとづいている点も覚えておいてください。

条件ごとに16試行しかないため、1、2回のためらいでも平均が数十ミリ秒動くことがあります。通知に目が行ったり、指がボタンを探したりした瞬間が感情語の側に集まればバイアスは大きく見え、中立語の側に集まれば小さく見えます。その言語を読む速さ、画面の大きさとボタンまでの距離、タッチかマウスか、色の見分けにくさ、疲れ具合も影響します。急いで間違えた試行は平均から外れるので、速さより正確さを守るほうが結果は安定します。

感情ストループは研究でこう使われてきた

感情ストループ検査は、古典的なストループ課題をもとにした研究パラダイムです。Williams、Mathews、MacLeod(1996)は、精神病理の研究でこの課題が使われてきた成果をまとめ、その人が最近気にかけているテーマに関わる単語ほど色の命名が遅くなる傾向を論じました。研究では主に集団の平均や条件間の比較、時間による変化を見るために使われ、個人にレッテルを貼るためのものではありません。Soundary版は個人ごとの心配ごとの単語ではなく、誰にでも共通する一般的なネガティブ感情語を使っているので、感情全般が注意をどれだけ引きつけるかを手軽に映し出します。

Soundaryでは、バイアスが40ms以上になると、結果の下のおすすめで気分・不安のセルフチェックが前のほうに表示されます。感情語に注意がどれだけとらわれるかは、気分の状態と合わせて見るとより多くを教えてくれるからです。結果は保存されるので、あとでもう一度受けると前回の結果と比べられます。ただし1回の値はその日の傾向を写したスナップショットで、判定ではありません。同じ機器、似た時間帯、楽な姿勢でくり返すほど比較に意味が出てきます。

よくある質問

感情ストループは普通のストループと何が違いますか?

普通のストループは、青で書かれた「赤」を読もうとする反応を抑える力(抑制制御)を測ります。感情ストループは色の単語の代わりに「失敗・孤独」のような感情語と「机・窓」のような中立語を見せ、インクの色だけを選ばせます。感情語で反応が遅くなる分が感情的注意バイアスで、抑制力ではなく「感情がどれだけ注意を引くか」を見ます。

バイアス値(ms)はどう読めばいいですか?

バイアス=感情語の平均反応時間−中立語の平均反応時間です。0以下なら感情語に特に注意が引かれていない、40ms未満なら多くの人に見られる小さなバイアス、40〜100msなら明確なバイアス、100msを超えると感情語が注意を強く引いたと見ます。研究では不安・うつ状態でこのバイアスが大きくなる傾向が報告されていますが、32試行一回はその日の調子でも揺れるため、絶対値より繰り返し測定の推移を見てください。

バイアスが大きいとうつ病や不安障害なのですか?

いいえ。この課題は研究用パラダイムで、一人のバイアス値で診断はできません。疲労・睡眠不足・最近のストレスだけでもバイアスは大きくなります。ただ、バイアスがはっきりしていて最近気分が沈んだり心配が多いなら、結果の後に案内されるうつ(PHQ-9)・不安(GAD-7)のセルフチェックも受け、2週間以上続くなら精神保健の専門家に相談することをおすすめします。

どのくらいの頻度で受け、推移はどう活かせますか?

同じ時間帯に週1回程度が目安です。連続で何度も行うと単語に慣れてバイアスが小さくなることがあるので、一日一回だけ測ってください。気分尺度(PHQ-9・GAD-7)と同じ日に記録すると、気分の点数と注意バイアスが一緒に動くかどうか、自分のパターンをレポートで確認できます。

出典

本課題は次の研究のパラダイムに基づきます — Williams, J. M. G., Mathews, A., & MacLeod, C. (1996). The emotional Stroop task and psychopathology. Psychological Bulletin, 120(1), 3–24. 本検査は公開された学術パラダイムに基づく Soundary 独自実装であり、特定の商用検査製品やその検査用紙ではありません。

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本検査はセルフチェック(スクリーニング)であり、医学的診断ではありません。結果が気になる場合は精神科の専門医にご相談ください。

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