統制の所在テスト — 内的・外的統制タイプ診断(無料12問)
物事がうまくいくとき、いかないとき、あなたはその原因をどこに置いていますか。Rotter の統制の所在の概念をもとに、内的統制と外的統制の2軸を12問・約2分・無料で確かめ、あなたの代表タイプと2つのバランスをお伝えします。
無料 · 結果はすぐ確認できます
検査の構成
- 設問数
- 12 問
- 所要時間
- ~2 分
- 料金
- 無料
- 測定次元
- 2
統制の所在とは何か、2つのタイプはどう分かれるのか
統制の所在(ローカス・オブ・コントロール)は、アメリカの心理学者 Julian Rotter が1966年に社会的学習理論の枠組みのなかで提案した概念です。人は、自分に起こる結果が自分の行動によって左右されると信じることもあれば、運・タイミング・力のある他者といった外側の要因に左右されると信じることもあります。Rotter はこの信念を、状況を越えてある程度一貫して現れる「一般化された期待」とみなしました。これは実際にどれだけ統制力があるかではなく、結果の原因をどこに置くかという習慣的な解釈の仕方に関する概念です。
結果の原因を主に自分の努力や選択に置く傾向を内的統制、主に運・環境・他者に置く傾向を外的統制と呼びます。内的統制が強い人は計画を立てて実行することから力を得ますが、すべての結果を自分の責任として抱え込みやすく、外的統制が強い人は状況をありのままに受け入れて大きな流れを読むことに優れていますが、変えられることでも手を放してしまいがちです。その後の研究は、統制の所在が一本の直線の両端というより複数の下位次元に分かれうること、そして学業・健康・職場など領域ごとに異なって現れうることを示しています。
Rotter のオリジナル尺度は、2つの文のうち1つを選ぶ強制選択式の29項目でした。本テストはその形式を移したものではなく、内的統制と外的統制をそれぞれ6問ずつ、合計12問を5段階の同意尺度で問う Soundary 独自の設問です。一部の設問は逆転項目で、2つの軸はそれぞれ0〜100点に換算されます。高い方の軸が代表タイプとなり、内的統制が高ければ「舵を握る航海者」、外的統制が高ければ「流れを読む観察者」と表示され、同点の場合は内的統制タイプに分類されます。2軸の得点差が小さいなら、タイプ名よりも「2つの視点を比較的バランスよく使っている」という事実のほうが大切な情報です。
結果を暮らしに活かす方法
内的統制が際立っているなら、目標を立てて押し進める力があなたの資産です。ただし、結果が悪いときにすべての責任を自分に向ける習慣は、自責や燃え尽きにつながることがあります。物事が思うようにいかなかったとき、「自分が変えられた部分」と「誰にも統制できなかった部分」を紙に分けて書き出す練習が役に立ちます。外的統制が際立っているなら、状況を受け入れ、人と流れを読む目が強みです。そこに「今日、自分が結果に影響を与えられるごく小さなこと」を毎日一つ決めて実行すると、無力感にとどまる代わりに行動の感覚が少しずつ戻ってきます。
統制の所在は領域ごとに異なることがあります。仕事では内的に、健康や人間関係では外的に傾く人も多いです。結果を見るときに「どんな場面を思い浮かべてそう答えたか」を一緒に振り返ると、タイプ名よりずっと役に立つ絵が見えてきます。また統制の所在は固定した性格特性ではなく、経験と練習によって動く信念なので、転職・試験・大きな決断といった転機の前後で3〜6か月の間隔を置いて再受検し、変化を見ることにも意味があります。
このテストは性格傾向を眺めるための参考ツールであり、どのタイプが優れているとも言いません。ただし、外的統制の得点がとても高く、「何をしても無駄だ」という感覚が2週間以上続き、睡眠・食欲・意欲まで落ちているなら、それは性格タイプの問題ではなく気分の状態のサインかもしれません。そのときは、うつのセルフチェック(PHQ-9)も併せて受け、必要なら専門家に相談するのがよいでしょう。目標を最後まで押し進める力はグリット診断と、困難のあとに立ち直る力はレジリエンス診断と、自分に対する全体的な評価は自尊感情診断と併せて見ると、絵がより完成します。
受け方
各項目に「まったく違う」から「非常にそう思う」までの5段階で答えます。正解はなく、最初に浮かんだ感覚で答えるほど実際の傾向に近い結果になります。終了後は次元別スコア・代表タイプ・解釈とアドバイスが得られます。
こんな設問が出ます
- 1. 物事がうまくいったとき、たいていは自分が努力したおかげだと思う。
- 2. 目標を達成できるかどうかは、結局は自分の選択と準備しだいだ。
- 3. 結果が悪いとき、運のせいにする前に自分の準備不足をまず振り返る。
- 4. 自分の未来は他人ではなく自分がつくっていくと信じている。
よくある質問
このテストは Rotter の内的・外的統制尺度(I-E Scale)と同じものですか?
いいえ。Rotter が1966年に発表したオリジナル尺度は2つの文から1つを選ぶ強制選択式の29項目ですが、このテストはその概念を参考に Soundary が独自に作成した12問の5段階同意尺度です。オリジナル尺度の翻訳版・翻案版ではなく、標準的な基準集団と比較した得点も提供しません。結果は自分の解釈の習慣を振り返るための参考としてお使いください。
内的統制が高いほうが常によいのですか?
そうとは限りません。内的統制が高いと目標を立てて実行するうえで有利ですが、運や他人の決定のように統制できないことまで自分の責任として抱え込むと、自責や燃え尽きにつながることがあります。逆に外的統制は、状況を受け入れて流れを読むことに強みがあります。変えられることには内的に、変えられないことには外的に対応する柔軟さが、いちばん健康的な姿です。
タイプはどう決まりますか?2つの得点が近いときはどう読みますか?
内的統制6問と外的統制6問の回答をそれぞれ0〜100点に換算し、高い方の軸が代表タイプになります。内的統制が高ければ「舵を握る航海者」、外的統制が高ければ「流れを読む観察者」と表示され、同点の場合は内的統制タイプに分類されます。2つの得点差が小さいなら、どちらかのタイプというより2つの視点をバランスよく使う人だと読むほうが正確です。
統制の所在は変わりますか?どのくらいの頻度で受けるとよいですか?
変わりうるものです。統制の所在は生まれつきの固定した特性ではなく、経験と練習で動く信念なので、小さな目標を立てて達成を積み重ねたり、逆に統制できないことを受け入れる練習をしたりすると、得点が変わることがあります。転職・試験・大きな決断といった転機の前後で3〜6か月の間隔を置いて再受検し、2つの軸の変化を比べてみることをおすすめします。
出典
Rotter, J. B. (1966). Generalized expectancies for internal versus external control of reinforcement. Psychological Monographs: General and Applied, 80(1), 1–28. — 統制の所在の概念の原典です。本テストはこの概念を参考に Soundary が独自に作成した12問のセルフチェックであり、Rotter の内的・外的統制尺度(I-E Scale)やその他の標準化された尺度の翻訳版・翻案版ではありません。 本検査の設問は、公開された理論モデルと学術文献に基づき Soundary が独自に作成したものであり、特定の商用検査やその翻訳版ではありません。
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性格検査の結果は固定されたラベルではなく、今の傾向を示す参考情報です。時間をおいて再受検すると変わることがあります。
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