損失回避テスト — 損は得より痛い?無料10問

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同じ金額でも、得より損を大きく感じる傾向(損失回避)を確かめる10問の投資心理チェックです。高いこと自体は悪くありませんが、損切りできないといった売買の癖につながることがあります。約2分・無料。

検査の構成

設問数
10 問
料金
無料
測定領域
損失回避傾向
授業 · 研究向けこの検査をグループで実施しますか?参加者はアカウントなしで参加でき、進行者は匿名のリアルタイム分布と事前・事後の変化を確認できます。1分で設定 · 学生アカウント不要 · 個人スコアは非公開無料グループリンクを作る

10問で損失回避の傾向を確かめる

Soundary 損失回避スケール(S-LAS)は、同じ大きさの利益より損失を強く感じ、その損失を避ける方向に判断が傾く傾向を確かめます。10問は大きく4つの姿を尋ねます。損失のつらさや不安といった感情の重さ、含み損の銘柄を「売ったら損が確定する」と手放せない元本へのこだわり、期待リターンが大きくても元本割れの可能性が見えると引いてしまう回避、そして元本保証の商品に必要以上に資産を寄せておく習慣です。

最近の投資やお金に対する態度を思い浮かべながら、各設問に「まったく違う」(0点)、「少し当てはまる」(1点)、「かなり当てはまる」(2点)、「とても当てはまる」(3点)のいずれかで答えます。逆転項目はなく、10問をそのまま足して0~30点の合計点が1つ出ます。点数が高いほど損失回避の傾向が強いという意味です。設問は損失回避の概念をもとにSoundaryが独自に作成したもので、特定の標準化尺度の翻訳ではありません。

0~30点の4区分の読み方

0~7点は「低い・バランス型」で、損失と利益を比較的バランスよく受け止める区分。8~15点は「普通」で、おおむねバランスを保てるものの、大きな損失を前にすると時々回避的な選択をしやすい区分です。16~22点は「やや高い」で、損切りを先延ばしにしたり安全資産に偏ったりしやすい区分、23~30点は「高い」で、損失への恐れが判断を大きく左右しうる区分です。区分の境目は人口規準ではなく、Soundaryが定めた参考基準です。

損失回避は直すべき欠点ではなく、中立的な傾向です。強ければ大きな失敗を防いでくれることもありますが、必要な損切りを先延ばしにしたり、良い機会を逃したりする原因にもなります。弱いからといって、リスク管理が自然にうまくいくわけでもありません。点数は最近の経験にも左右されます。大きな損失を出した直後や下落相場のさなか、あるいは投資額が生活の負担になるほど大きいときは、普段より高く出ることがあります。

プロスペクト理論から来た概念と再チェック

損失回避という概念は、KahnemanとTverskyが1979年に発表したプロスペクト理論に始まります。人は結果を資産全体ではなく、基準点からどれだけ得たか・失ったかで評価し、同じ大きさなら損失のほうを重く感じる、という説明です。2人は1991年、この傾向がギャンブルのようなリスクのある選択だけでなく、持っている物を交換したり手放したりするといったリスクのない日常の選択にも現れることを示しました。

傾向はゆっくりとしか変わらないので、6~12か月ごと、または大きな損失や急落相場を経験した後にもう一度受けて、前回の結果と比べてみてください。点数にかかわらず、決める前に得られる利益と失いうる損失を並べて書き出し、損失の上限を金額ではなく割合であらかじめ決めておくと、感情に流された判断を減らせます。この結果は自己理解のための参考資料であり、投資の勧誘や金融上の助言ではありません。投資判断とその結果はご自身の責任です。

スコア区分の解釈

損失回避傾向

損失回避傾向の合計点です。点数が高いほど、同じ大きさの利益よりも損失をより大きく感じ、損切り回避・安全資産への過度な偏り・元本への執着といった売買バイアスにつながる可能性が高くなります。これは異常ではなく一つの投資傾向であり、把握しておくことで、よりバランスの取れた決定を下すのに役立ちます。

  • 0–7点 · 低い・バランス型

    損失と利益を比較的バランスよく受け止める傾向があります。損失への恐怖に大きく振り回されることなく、必要な損切りや合理的なリスクテイクも比較的淡々とこなすことができます。

  • 8–15点 · 普通

    概ねバランスを保っていますが、大きな損失を前にすると、時折回避的な選択をすることがあります。決定を下す前に、得られる利益と失う損失を一緒に書き出して比較してみると、より冷静な判断に役立ちます。

  • 16–22点 · やや高い

    損失を避けようとする気持ちがやや強い傾向があります。損切りを先延ばしにしたり、安全資産に過度に偏ったりする可能性があるため、損切りラインや投資割合などの原則をあらかじめ決めておくと、バイアスを減らすのに役立ちます。

  • 23–30点 · 高い

    損失に対する恐れが判断を大きく左右し、非合理的な売買バイアスにつながる可能性があります。これは性格的な特性に過ぎず、悪いことではありません。必要であれば、投資原則を見直したり、財務や心理の専門家に相談してみることも役立つでしょう。時間をおいて再度検査し、変化を確認してみてください。

こんな設問が出ます

  1. 1. 利益を得たときの喜びよりも、同じ大きさの損失を出したときの苦痛のほうがはるかに大きく感じる。
  2. 2. 損失が出ている銘柄は、売ると損が確定してしまう気がして、なかなか手放せない。
  3. 3. 元本を少しでも失う可能性があれば、期待収益が大きくても投資をためらってしまう。
  4. 4. 損切りすべき状況でも、「また上がるだろう」と思って決断を先延ばしにしてしまう。

最近の自分の投資やお金に対する態度を思い浮かべ、各項目が自分にどれくらい当てはまるか率直に選んでください。正解や良い悪いといった答えはありません。

よくある質問

損失回避の点数が高いのは悪いことですか?

いいえ。損失回避はほとんどの人にある程度見られる普遍的な傾向で、点数が高いことは損失を前に慎重になる力が強いという意味でもあります。ただ16点以上の場合は、損切りの先延ばしや安全資産への居続けといった形でコストが生じやすいので、損切りラインや投資比率などのルールを前もって決めておくと役に立ちます。

株式投資をしたことがなくても受けられますか?

受けられます。いくつかの設問は「銘柄」や「損切り」のように投資場面を尋ねますが、まず損失を思い浮かべる、元本保証のところにお金を置いておくといった習慣は、預金や大きな出費の判断にも表れます。投資経験がなければ、お金を失うかもしれない選択を前にしたとき普段どう反応するかを思い浮かべて答えてみてください。ただし、実際の売買経験を重ねると結果が変わることもあります。

投資行動バイアスチェックの損失回避の領域とは何が違いますか?

投資行動バイアスチェック(SIBC)は自信過剰・損失回避・群集行動・気質効果の4つを3問ずつ広く見渡す検査で、この尺度は損失回避だけを10問で深く見ます。そのため、損切りの先延ばし、元本へのこだわり、安全資産への偏りなど、損失回避がどんな形で現れているかをより具体的に確かめられます。損失回避以外のバイアスも気になるなら、両方受けてみてください。

もう一度受けたら点数が大きく変わりました。なぜですか?

珍しいことではありません。損失回避は比較的安定した傾向ですが、答えるときの状況が大きく影響します。大きな損失を出した直後や相場が急落している時期は損失の設問に共感しやすく、利益が続いているときはその逆になりがちです。受けるたびに当時の相場と自分の口座の状態を1行ずつメモしておくと、どんな状況で自分の判断が揺らぐのかが見えてきます。

出典

本検査の設問は、次の原典・文献に基づいて構成したセルフチェック用項目です — Kahneman, D., & Tversky, A. (1979). Prospect theory: An analysis of decision under risk. Econometrica, 47(2), 263–291. / Tversky, A., & Kahneman, D. (1991). Loss aversion in riskless choice: A reference-dependent model. Quarterly Journal of Economics, 106(4), 1039–1061. — 損失回避の概念の原典を参考にSoundaryが設問を独自に作成した参考用セルフチェックです。特定の標準化尺度の翻訳・翻案ではなく、スコア区分はSoundaryが設けた参考基準で、結果は投資助言ではありません。

あわせて受けたい検査

本検査はセルフチェック(スクリーニング)であり、医学的診断ではありません。結果が気になる場合は精神科の専門医にご相談ください。

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