シュルテ表(シュルテ・テーブル)無料テスト — 1〜25を順に探す注意力課題
- 無料
- 約5分
- 登録不要
- 結果はすぐ
無料オンラインのシュルテ表テスト:5×5のマスにばらばらに置かれた1〜25を順番にタップし、表を5枚続けて行います。5枚の所要時間から作業効率(ЭР)・立ち上がり(ВР)・注意の持続(ПУ)と表ごとの推移を確認できます。約4〜5分、Soundary 独自実装のセルフチェック用です。
検査の構成
- 所要時間
- ~5 分
- 料金
- 無料
何を測るのか
シュルテ表の課題は、5×5のマスにばらばらに置かれた1から25までの数字を、順番に探してタップするものです。見つけたマスには印が付かず、次に押すマスも強調されません。表全体を見渡して数字を探し出すプロセスそのものが測定対象だからです。表の下には今探す数字だけが文字で表示され、別の数字を押すとエラーとして記録され、そのまま続けて探します。この表を5枚続けて行い、1枚ごとの所要時間を別々に計ります。全体で4〜5分ほどです。
表1枚にかかる時間には、視野の中から目標を選び出す視覚探索の速さ、一度に見渡せる注意の広さ、判断をタップに変える処理速度が一緒に含まれます。この表はドイツの精神科医ヴァルター・シュルテ(Walter Schulte)の名にちなむもので、ロシアや東欧では注意の様子を見る道具として、また速読トレーニングの教材として長く使われてきました。ロシア語では таблицы Шульте、中国語では 舒尔特方格 と呼ばれます。
表を1枚だけ行うと、まだ調子が上がっていない状態と本来の実力が、ひとつの数字に混ざってしまいます。5枚続けて行えばそれを分けられます。1枚目が平均より速かったか遅かったか(立ち上がり)、後半にかけて時間が伸びていないか(注意の持続)を別々に見られるからです。ロシアの実験病理心理学のマニュアルで使われる ЭР(作業効率)・ВР(立ち上がり)・ПУ(注意の持続)という3つの指標は、まさにこの5枚の時間から算出されます。
スコアの読み方
中心となるスコアは ЭР(эффективность работы、作業効率)で、5枚の所要時間の平均です。単位は秒なので低いほど速く、結果画面では表1枚あたりの平均として表示されます。標準化された規準と比べた点数ではなく、あくまで自分の記録なので、同じ端末・同じ時間帯で再検査した値と並べて見るのが最も正確です。
ВР(степень врабатываемости、立ち上がり指数)は、1枚目の時間を ЭР で割った値です。1.0より小さければ1枚目からすでに平均より速かったということで、すぐに調子に乗るタイプです。1.0より大きければ、本格的に速度が出るまで少し助走が必要だったという意味になります。試験開始直後や会議の最初の5分のように、はじめから速さが要る場面を思い出すと、この数字の意味がつかめます。
ПУ(психическая устойчивость、注意の持続指数)は、4枚目の時間を ЭР で割った値です。1.0以下なら後半まで速度が保たれたということ、1.0より大きければ課題が長くなるほど遅くなったということです。これは5枚の時間を結んだ線(疲労曲線)とエラー回数と合わせて読んでください。誤タップが極端に多い回は、正確さを手放して速さを取った可能性があるので、平均だけで判断しないほうがよいです。
結果に影響するものと活用法
マスを実際に指で押す課題なので、画面の大きさや入力方法(指かマウスか)によって、同じ人でも表1枚で数秒の差が出ます。睡眠不足やカフェイン、時間帯、周囲の騒音も、表1枚の時間にそのまま表れます。したがって推移を見たいなら、端末と条件を変えずに再検査することが何より大切です。
絶対秒数は端末や年齢で幅が大きく他人と比べにくいのですが、ВР・ПУ と表ごとの曲線の形は、端末が変わっても比較的よく残ります。またこの課題は繰り返すと、視線を表の中央に置いて周辺視野で探すコツがついて時間が短くなりがちです。何度も行った後の記録には、注意の変化と純粋な練習効果が混ざっていると考えるのが妥当です。
使い方はシンプルです。同じ時間帯に定期的に行って推移を残し、よく眠れた日と眠れなかった日、勉強を始める前と2時間後のように、条件を分けて比べてみてください。表5枚で5分ほどで終わるので、集中が必要な作業の前のウォーミングアップにも向いています。本検査は Soundary 独自実装のセルフチェック用で、専門的な判断に代わるものではありません。日常生活に支障が出るほど注意がそれてしまうことが続くなら、記録を持って専門家に相談してみてください。
よくある質問
検査はどのように進みますか?
5×5のマスに1から25までがばらばらに並んで表示され、1から順番にできるだけ速くタップします。見つけたマスには印が付かず、次のマスも強調されないので目だけで追う必要があります。違う数字を押すとエラーとして記録され、そのまま続けて探します。1枚終わるごとに所要時間が表示され、準備ができたら次の表に進みます。表は全部で5枚、全体で4〜5分ほどです。
ЭР・ВР・ПУ とは何ですか?
ロシアの実験病理心理学のマニュアルが、表5枚の時間から算出する3つの指標です。ЭР(作業効率)は5枚の時間の平均、ВР(立ち上がり)は1枚目の時間 ÷ ЭР、ПУ(注意の持続)は4枚目の時間 ÷ ЭР です。ВР は1.0より小さいほど早く調子に乗ったこと、ПУ は1.0以下なら後半まで速度が保たれたことを意味します。計算式はそのまま使いますが、規準点に換算はせず、あくまで自分の記録として表示します。
表1枚あたり何秒くらいが普通ですか?
このアプリは標準化された規準と比較せず、あなた自身の記録だけを表示します。ロシア語圏の文献では成人で表1枚30〜50秒台がよく引用されますが、出典によって基準が異なり、画面の大きさや入力方法、年齢によって大きく変わります。ですから他人の秒数と比べるよりも、同じ条件で再検査した自分の記録と比べるほうがずっと役に立ちます。
シュルテ表で注意力を訓練できますか?
繰り返せば、この課題の時間は確かに短くなります。視線を表の中央に置き、周辺視野で数字を探すコツを覚えるからです。ただし、その速さが勉強や運転など他の活動での集中力にそのまま移るかどうかは、十分に確かめられていません。ですからウォーミングアップとして使うのは向いていて(速読トレーニングでも長く使われてきました)、注意の問題があるかどうかを判定する道具としては適していません。
出典
本課題は次の研究のパラダイムに基づきます — この表はドイツの精神科医ヴァルター・シュルテ(Walter Schulte)の名を冠する古典的な注意課題であり、5枚の表の時間から ЭР(作業効率)・ВР(立ち上がり)・ПУ(注意の持続)を算出する方法はロシアの実験病理心理学のマニュアルに由来します。代表文献:Рубинштейн, С. Я. (1970). Экспериментальные методики патопсихологии и опыт применения их в клинике. Москва: Медицина. 本版の画面・実施手順・解釈の文言は Soundary 独自の実装であり、特定の標準化検査の翻案ではありません。 · Рубинштейн, С. Я. (1970). Экспериментальные методики патопсихологии. М.: Медицина. 本検査は公開された学術パラダイムに基づく Soundary 独自実装であり、特定の商用検査製品やその検査用紙ではありません。
あわせて受けたい検査
本検査はセルフチェック(スクリーニング)であり、医学的診断ではありません。結果が気になる場合は精神科の専門医にご相談ください。
