共感力テスト — 無料10問で共感性をチェック
- 無料
- 10問
- 登録不要
- 結果はすぐ
他人の感情をともに感じる情動的共感と、相手の立場を思いはかる認知的共感を10問で見る無料の共感力テストです。約3分で完了し、領域ごとの0~15点のスコアと4段階の解説、再検査時の推移まで確認できます。
検査の構成
- 設問数
- 10 問
- 料金
- 無料
- 測定領域
- 情動的共感 · 認知的共感(視点取得)
SESは2種類の共感を別々に測ります
共感力スケール (SES) は10問の自己記入式チェックです。前半の5問は、他人の気持ちが自分にも伝わってくる情動的共感を、後半の5問は、相手の立場に立って事情を推し量る認知的共感(視点取得)を見ます。ここ数か月のふだんの自分を思い浮かべ、各文が自分にどのくらい当てはまるかを「全く当てはまらない」から「非常に当てはまる」までの0~3点で選びます。所要時間は約3分です。
質問は日常の場面でできています。友だちがつらそうなとき自分の気持ちも重くなるか、表情や声から言葉にされない感情に気づくかは情動的共感の側です。意見が違うときに相手がなぜそう感じるのかを考えるか、育った環境の違う人の考えにもその人なりの背景があると思えるかは認知的共感の側です。2つの領域は合計せず、それぞれ0~15点で別々に計算します。
2つの点数の組み合わせで読みます
各領域は0~4点、5~8点、9~12点、13~15点の4段階に分かれ、点数が高いほどその領域の共感の資源が豊かな方です。両方が高ければ、気持ちがよく伝わり相手の事情も推し量りやすい方。情動的共感だけが高ければ心が先に動く方、視点取得だけが高ければまず落ち着いて状況を理解する方です。両方が低いときは、単に今は心の余裕が少ない時期なのかもしれません。どの組み合わせにも良い悪いはなく、今の傾向を表しています。
点数が高ければいつも楽というわけではありません。視点取得が13~15点なら、相手の望みまで汲んで言葉を選べるのは確かな強みですが、その分、自分の必要を後回しにしがちでないかも見ておく価値があります。また自己記入式なので、共感を大切に思う人ほど、実際の行動より高めに答えることがあります。「こうありたい」ではなく、実際にしてきたことを思い出して答えてください。この結果は診断ではなく、自分をふり返るためのセルフチェックです。
共感研究の枠組みと授業での使い方
情動的共感と認知的共感を分けて見る考え方は、Davis (1983) の対人反応性指標 (Interpersonal Reactivity Index, IRI) が提案した区別に由来します。SESの質問はこの区別を参考にSoundaryが独自に作成したもので、IRIの公式版ではありません。そのため、点数を他の質問紙の点数とそのまま比べるより、自分の中で2つの領域がどんなバランスにあるかを見るのに使うのがおすすめです。
授業や部活動で使いたい場合は、グループリンクを作って配れます。生徒はログインなしですぐに始められ、個人の点数は本人だけが見て、グループには匿名の分布だけが表示されます。2週間、4週間、12週間後の事後検査も設定できるので、視点を変える活動の前後比較にも向いています。一人で受けるときも、結果を保存しておけば次回、前回の結果と比べられます。
スコア区分の解釈
情動的共感
他人の感情に素早く気づき、その感情に心が共に動く程度を調べます。
0–4点 · 今は感情のサインをうまく捉えられない方
最近は他人の感情がうまく伝わってこないと感じるかもしれません。疲労が溜まっていたり、自分を守るために心の扉を一時的に閉ざしている時期にも、このような結果が出ます。人との距離感が長く続いたり、日常が辛く感じられる場合は、精神保健の専門家とリラックスして話し合ってみることをお勧めします。
5–8点 · 状況によって少しずつ感じる方
気心の知れた相手や余裕のある状況では感情がよく伝わりますが、忙しかったり緊張している時はあまり感じられないようです。会話中に少し立ち止まり、相手の表情や声を観察する練習が役立つかもしれません。
9–12点 · 感情によく気づく方
周りの人の気分の変化に比較的早く気づき、その気持ちに自然に反応する方です。人間関係において心強い強みとなる資源です。
13–15点 · 深く共鳴する方
他人の感情が自分のことのように深く伝わる方です。大きな強みですが、他人の感情を長く抱え込んでいると疲れやすくなります。一人で回復する時間を意識的に取り、燃え尽き感が続く場合は専門家に相談してみても良いでしょう。
認知的共感(視点取得)
相手の立場や事情を推し量り、その人の考えや反応を理解しようとする程度を調べます。
0–4点 · 視点を移すことにまだ不慣れな方
相手の立場で状況を思い返してみることに、まだ慣れていないようです。これは性格の問題というより、練習で十分に育つスキルです。人間関係での誤解が繰り返されて心が重い場合は、専門家と一緒に振り返ってみることも役立ちます。
5–8点 · 時々推し量ってみる方
余裕がある時は相手の事情を思い浮かべますが、感情が激しくなると難しくなるようです。葛藤の状況で「この人にはどんな事情があったのだろうか」と一言思い浮かべてみる習慣が役立つかもしれません。
9–12点 · 相手の立場をよく推し量る方
意見が異なる時でも、相手の文脈を観察し理解しようとする方です。会話を穏やかに続けていく上で、大きな力となる態度です。
13–15点 · 視点取得が明確な強み
多様な背景を持つ人々にもそれぞれの文脈があると考え、相手が望むことまで推し量って話す方です。ただし、相手を理解しようとするあまり、自分のニーズを頻繁に後回しにしていないかどうかも一緒に振り返ってみると良いでしょう。
こんな設問が出ます
- 1. 親しい人が辛そうにしていると、その気持ちが自分にも伝わり、一緒に心が重くなる。
- 2. 誰かが喜んでいる姿を見ると、自分もつられて明るい気持ちになる。
- 3. 相手の表情や声から、言葉にしていない感情に気づく方だ。
- 4. 悲しい話を聞くと胸が締め付けられ、その気持ちがしばらく残る。
最近数ヶ月間の普段の様子を思い浮かべながら、それぞれの文章が自分にどれくらい当てはまるかを選んでください。正解や不正解はありません。長く悩むよりも、最初に思い浮かんだ感覚のままに答える方がより正確です。すべて答えるのに約3分かかります。
よくある質問
共感力テストの点数はどう解釈しますか?
結果は情動的共感と認知的共感(視点取得)の2領域に分かれ、各5問0~3点で領域ごとに0~15点です。0~4点、5~8点、9~12点、13~15点の4段階で解釈し、点数が高いほどその領域の共感リソースが豊かな傾向です。2領域の組み合わせを見ることが大切で、たとえば感情は深く感じるのに視点の切り替えが苦手なら、相手の事情をひと言で思い浮かべる練習が役立ちます。診断ではなく参考用の結果です。
共感力が高すぎるとつらくなることはありますか?
はい、あり得ます。情動的共感が13~15点のように非常に高いと、他人の感情が自分のことのように深く伝わってきます。これは人間関係での大きな強みである一方、その感情を長く抱えていると共感疲労につながることがあります。ケア・カウンセリング・医療など感情労働の多い仕事の方は特にそうです。ひとりで回復する時間を意識的に確保し、感情の境界線を引く練習が役立ちます。消耗感が続くなら専門家に相談してみてください。
共感力は生まれつきですか、それとも伸ばせますか?
気質の影響はありますが、特に認知的共感(視点取得)は練習で伸びるスキルに近いものです。会話の途中で少し止まって相手の表情や声を観察する、対立場面で「この人にはどんな事情があったのだろう」とひと言思い浮かべてみる、他人の内面をたどる小説を読む、といったことが役立つとされています。いま点数が低くても性格の欠陥ではなく、疲れがたまって心の余裕がない時期のサインかもしれません。
どのくらいの頻度で再検査するとよいですか?
項目はここ数か月の普段の姿を尋ねるので、4~8週間ごとで十分です。共感スコアはストレスや消耗の影響を受け、疲れて余裕のない時期には下がり、回復するとまた上がることもあります。結果を保存しておけば情動的共感と認知的共感がそれぞれどう変わるかを推移で見られ、下がり続ける流れは自分の心の余裕から手当てすべきというサインとして読めます。
出典
本検査の設問は、次の原典・文献に基づいて構成したセルフチェック用項目です — Davis, M. H. (1983) の対人反応性指標(Interpersonal Reactivity Index, IRI)が提案した情動的共感と認知的共感(視点取得)の区分を参考に、Soundary が独自に作成した項目です。IRI など特定の標準化尺度の公式版ではなく、参考用のセルフチェックツールです。
あわせて受けたい検査
本検査はセルフチェック(スクリーニング)であり、医学的診断ではありません。結果が気になる場合は精神科の専門医にご相談ください。
