反応速度テスト — 無料で反射神経をミリ秒測定

  • 無料
  • 約2分
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緑の合図が光った瞬間にどれだけ速く反応できるかを測るシンプルな反応速度テストです。約1〜2分・5試行で平均と最速の反応時間(ms)を表示し、再検査のたびに推移が保存されるので調子の変化を追えます。無料です。

検査の構成

所要時間
~2 分
料金
無料
授業 · 研究向けこの検査をグループで実施しますか?参加者はアカウントなしで参加でき、進行者は匿名のリアルタイム分布と事前・事後の変化を確認できます。1分で設定 · 学生アカウント不要 · 個人スコアは非公開無料グループリンクを作る

反応速度テストの計り方

反応速度テストの5回の試行は、それぞれ1.5秒から3.5秒のあいだでランダムに決まる待ち時間から始まります。待つ長さが毎回違うので、リズムを覚えて先に押すことはできません。時計はプログラムが緑の合図を出した瞬間に動き出し、画面に触れた瞬間に止まるため、ブラウザと画面が緑の閃光を描くまでの時間も記録に含まれます。試行がひとつ終わるとその記録が表示され、もう一度画面を押すと次の試行が始まるので、休む間隔は自分で決められます。途中でほかのアプリやタブに切り替えると、進行中の試行は採点から外れ、再開するとその試行だけが新しい待ち時間でやり直しになります。

待ち時間をランダムにしているのには理由があります。合図の前の待ち時間は「予告期間(foreperiod)」と呼ばれ、Niemi と Näätänen(1981)がまとめたように、その長さ自体が反応時間を変えます。待ち時間がいつも同じなら、合図を見ずにリズムだけで押すこともできてしまいます。待ち時間が一定の範囲でランダムに変わる場合は、すでに長く待っているほど「そろそろ来る」という準備が高まり、反応が速くなる傾向があります。ですから待ち時間が短かった試行と長かった試行で記録が少し違うのは自然なことで、一回だけの記録より5回の平均のほうが信頼できます。

平均・ベスト記録・試行ごとのバーの読み方

結果画面の大きな数字は、5回の試行の平均(ms)です。詳細結果では、いちばん速かった試行(ベスト記録)、平均に対する評価、試行ごとのバーも確認できます。評価は平均が220ms以下なら「とても速い」、270ms以下で「速い」、330ms以下で「ふつう」、400ms以下で「ゆったり」、それより長ければ「のんびり」となりますが、これは Soundary が定めた参考区分で、集団の基準値ではありません。ベスト記録はいちばんうれしい数字ですが、偶然がいちばん混ざりやすい数字でもあります。バーの中にひとつだけ極端に長いものがあれば、その瞬間に注意が少しそれて平均を押し上げたのかもしれません。

睡眠研究で標準的に使われる単純反応課題 PVT は、2〜10秒のランダムな間隔で10分間合図を出し、100ms未満の反応は反応ではない「フライング(false start)」、500ms以上は注意が途切れた「ラプス(lapse)」として別に数えます(Basner & Dinges, 2011)。この研究で睡眠不足の状態をよく見分けた指標は、平均や中央値よりも、ラプスといちばん遅い反応群でした。このテストはそうした反応を除外しないので、100ms未満の試行があれば運よく予測が当たったものとみなして測り直し、500ms以上の試行はその日のコンディションのサインとして覚えておきましょう。ただし5回だけの短い検査なので、10分間の PVT の代わりにはなりません。

機器の遅延と年齢 ― 公平に比べるために

ブラウザで測る反応時間には、機器の遅延が上乗せされます。Pronk ら(2020)は、光センサーで画面の変化を検出し、機械装置で決まったタイミングに画面やキーを押して、ウェブアプリの測定値を検証しました。試した Android・iOS・Windows の端末では、記録が実際より平均で約58〜70ms長く出て、一部の Mac のブラウザではさらに長くなりました。一方、ほとんどの端末とブラウザの組み合わせでは、この上乗せ分は比較的一定でした。ですから絶対的な数字より、同じ環境で測った自分の記録どうしの差のほうが意味があり、スマホやブラウザ、ワイヤレスマウスを替えると、自分は変わらなくても数字が変わることがあります。

年齢の影響は、思われているより遅く表れます。Der と Deary(2006)がイギリスの成人7,130人のデータを再分析したところ、ひとつの合図にひとつの反応で応える単純反応時間は50歳ごろまでほとんど変わらず、四つの中からひとつを選んで押す選択反応時間は成人期を通して遅くなっていました。ですから50歳より前なら、このテストでいつもより遅い記録が出たとき、年齢よりもその日の睡眠や疲れ、端末といった要因をまず考えるのが妥当です。同じ研究では性差も見られましたが、最も目立ったのは選択反応時間のばらつき(変動性)でした。

よくある質問

反応速度テストは何を測る検査ですか?

刺激が現れてから指が動くまでの時間、いわゆる単純反応時間を測ります。赤い球の間は待ち、画面が緑に光った瞬間にできるだけ速くタップします。フライングした場合はその試行だけやり直しです。結果は5試行の平均反応時間(ms)で、この測定法は1868年のドンデルスによる精神過程の速度研究にさかのぼる古典的パラダイムです。

平均何msなら正常範囲ですか?

健康な成人の視覚単純反応時間はおおむね200〜350msとされ、F1ドライバーやプロゲーマーでも150msを下回るのは難しいといわれます。タッチパネルやマウスには数十msの入力遅延が加わるため、端末をまたいだ比較より同じ端末での自己記録の比較が正確です。スコアが遅くても疾患を意味するわけではなく、本検査は診断ではなくセルフチェック用です。

反応速度は練習で速くなりますか?

ある程度は速くなります。課題に慣れて構えが良くなると、最初の数回の再検査で数十ms縮まる練習効果がよく見られます。ただし神経伝導速度という生物学的な限界があるため伸びは頭打ちになり、睡眠・疲労・カフェイン・年齢といったコンディション要因の方が当日のスコアを大きく左右します。よく眠れて頭が冴えているときに最も良い記録が出ます。

どのくらいの頻度で再検査し、推移機能はどう活用しますか?

1〜2週間おきで十分です。2分足らずで終わるので気軽に繰り返せます。結果は保存され過去の記録との変化が表示されるため、同じ端末・同じ時間帯で積み上げた推移は単発のスコアよりはるかに信頼できます。睡眠不足や疲労が続く時期に反応時間が延びていないかを見れば、コンディションのバロメーターにもなります。

出典

本課題は次の研究のパラダイムに基づきます — Donders, F. C. (1868/1969). On the speed of mental processes. Acta Psychologica, 30, 412–431. 本検査は公開された学術パラダイムに基づく Soundary 独自実装であり、特定の商用検査製品やその検査用紙ではありません。

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本検査はセルフチェック(スクリーニング)であり、医学的診断ではありません。結果が気になる場合は精神科の専門医にご相談ください。

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