痛みの破局的思考セルフチェック — 痛いときの考え方の癖を見る無料12問テスト
痛みの破局的思考セルフチェックは、痛いときに考えが堂々めぐりする・大きく受け止める・手の打ちようがないと感じる、3つの癖を12問で見る無料テストです。この2週間を基準に約3分で、系統ごとに0~12点の結果をすぐ確認できます。痛みの原因や強さは判定せず、医学的評価の代わりにはなりません。
無料 · 結果はすぐ確認できます
検査の構成
- 設問数
- 12 問
- 料金
- 無料
- 測定領域
- 思考の堂々巡り · 大きく受け止めること · どうしようもないという感覚
こんなときに試してみてください
腰や首、頭痛、関節などよく痛む場所があり、痛みが来ると「今度はもっとひどくなるのでは」という考えが先に浮かび、痛みからなかなか注意をそらせないことがあります。同じ程度の痛みでも、ある日はやり過ごせるのに、別の日は一日中その考えに囚われてしまうこともあるでしょう。痛みが長引くと「これは自分ではどうにもできないこと」という無力感が根を下ろし、痛くなるのが怖くて活動を先延ばしにするうちにかえって調子が落ちる悪循環が生まれることもあります。こうした考え方の癖は、痛みが実際にどれほど強いかとは別に、痛みが生活にもたらす負担を大きくすることが知られています。
この検査では、この2週間に痛かった瞬間を思い出しながら、痛みについての考えが頭の中でどれほど堂々めぐりするか(考えの堂々めぐり)、痛みを実際より大きく脅威として受け止めているか(大きく受け止める)、痛みの前で手の打ちようがないと感じるか(手の打ちようがない感覚)を、3系統12問で確認します。設問は Soundary が痛みの破局的思考に関する公開文献を参考に独自に作成したもので、痛みの破局的思考尺度(PCS)などの標準的なツールと同じテーマを扱いますが別の設問であり、特定の尺度の翻訳・翻案ではありません。この検査は痛みの原因や強さを判定せず、診察・画像検査・治療の代わりにはなりません。慢性的な痛みと付き合っている方、痛みのために活動を減らしている方の参考になります。
結果を受け取ったあとにできること
結果は3系統それぞれ0~12点で別々に出て、合計点は出しません。各系統で0~3点は痛みを比較的うまく流せている、あるいは落ち着いて眺められている状態、4~6点はときどき考えがめぐったり大きくなったりする程度、7~9点はしばしばめぐったり大きくなったりする程度、10~12点はほとんどいつもその考えに囚われ、かなり疲れている状態と読みます。どの系統が高いかによって役立つ方法が変わります。考えの堂々めぐりが高いなら、痛みの代わりに今できる小さな活動へ注意を移す練習、大きく受け止めるが高いなら「今この痛みは昨日と同じ程度か」のように事実を確かめる問いかけ、手の打ちようがない感覚が高いなら、痛みがあってもできることをごく小さく分けて一つずつ試す取り組みが役立ちます。
いずれかの系統が10~12点だったり、痛みのために仕事・睡眠・活動が大きく減っていたりするなら、痛みを治療している医師と、心理的なアプローチ(認知行動療法、痛みの教育など)を併用できるか相談してみることをおすすめします。この検査は痛みの原因や強さについて何も語らないので、新しく生じた痛み、急に強くなった痛み、しびれ・麻痺・発熱・体重減少を伴う痛みは、点数に関わらず必ず受診してください。結果は参考用であり、診断ではありません。
併せて受けるとよい検査には、身体症状尺度(PHQ-15)、健康不安チェック(SHAS)、睡眠の健康チェック(SSC-10)、うつスクリーニング(PHQ-9)があります。痛みと気分・睡眠は互いに影響し合うので、同じ日に一緒に記録すると、どこから解きほぐせばよいかが見え始めます。2~4週間おきに再検査して、3系統の変化を追ってみてください。
スコア区分の解釈
思考の堂々巡り
痛みの方へ注意が何度も戻り、その思考が長く留まる程度を見る4問です(0〜12点)。点数が低いほど、痛い感覚から思考をうまく切り離せている傾向にあります。
0–3点 · うまく受け流せている
痛い瞬間にも、思考がそこに長く留まらない傾向にあります。痛みがあっても、1日の他の部分を守れているということです。
4–6点 · たまに堂々巡りする
痛いときに思考がそちらに留まる瞬間が時折ありますね。痛みを確認するために検索したり触ってみたりする回数を1日何回と決めておくと、堂々巡りが減ることが多いです。
7–9点 · よく堂々巡りする
注意が頻繁に痛みへ戻る傾向にあります。このような堂々巡りは、痛みに敏感になった状態でよく見られ、心が弱いから起こるものではありません。痛い時間と状況を短く記録しておくと、思考が散らかる代わりに一箇所に整理されます。
10–12点 · ほぼ常に堂々巡りする
起きている時間の大部分を痛みの思考が占めているようです。痛みの診療を受けているところがあれば、最近このように思考が堂々巡りしていることも一緒に話してみてください。もしなければ、痛みと心を一緒に診てくれる専門家に相談されることを優しくお勧めします。
大きく受け止めること
痛い感覚を実際よりも大きく脅威的に受け止める程度を見る4問です(0〜12点)。点数が低いほど、痛みを冷静な大きさで捉えられているということです。
0–3点 · 冷静に捉えられている
痛みをありのままの大きさで受け止める傾向にあります。このような視点は、痛みが訪れた日にも1日を揺さぶられにくくしてくれます。
4–6点 · たまに大きくなる
痛いときに最悪の場面が先に浮かぶ瞬間が時折ありますね。その思考が湧き上がったら、「今実際に確認されていることは何か」を一度振り返る習慣が役立ちます。
7–9点 · よく大きくなる
痛みの意味を大きく受け止める傾向にあります。心配が大きくなるほど体の緊張も一緒に高まり、痛みがより大きく感じられがちです。気になることや不安な点は、一人で検索して膨らませるよりも、診療の際に尋ねるリストとして書き留めておいてください。
10–12点 · かなり大きくなっている
痛い感覚がすぐに大事のサインのように感じられる状態が続いています。このような心境は痛みが長引くときによく生じるものであり、敏感な性格のせいではありません。体の状態に対する心配と心の負担を一緒に話せるよう、専門家に相談されることをお勧めします。
どうしようもないという感覚
痛みを前にして自分にできることはないと感じる程度を見る4問です(0〜12点)。点数が低いほど、痛い日にも自分が動ける余地が残っていると感じる傾向にあります。
0–3点 · 余地が残っている
痛い日にも自分にできることがあると感じる傾向にあります。この感覚は、痛みと長く付き合わなければならないときに大きな資源となります。
4–6点 · たまに途方に暮れる
痛みを前にして途方に暮れる瞬間が時折ありますね。痛い日にもできるごく小さなこと(窓を開ける、5分歩く、好きな音楽を聴く)をあらかじめリストにしておくと役立ちます。
7–9点 · よく途方に暮れる
痛いときに自分ができることはないと感じる日がよくあります。そんなときほど活動を丸ごと止めるよりも、痛い日を基準とした小さな計画を一つ残しておく方が、1日を守ってくれます。
10–12点 · かなり疲弊している
痛みを前にしてどうしようもないという感覚が、ほぼ常に伴っているようです。長く痛むと誰にでも訪れる心境であり、一人で耐えるべきことでもありません。診療を受けているところがあれば、担当の医療スタッフに最近の心の状態も一緒に伝えてください。心が頻繁に重くなるなら、心理カウンセラーなどの専門家と話し合ってみることを優しくお勧めします。
こんな設問が出ます
- 1. 痛い部位に一度神経が向くと、他のことをしていても何度もそちらに思考が戻った。
- 2. 布団に入ると、日中痛かった感覚がよりはっきりと浮かんだ。
- 3. いつからなぜ痛み始めたのかを、頭の中で何度も振り返った。
- 4. 症状を検索したり周りに聞いたりすることを、1日に何度も繰り返した。
過去2週間の間に体が痛かった瞬間(頭痛、腰・首・肩、関節、お腹などどこでも)を思い浮かべてみてください。そのとき心がどう動いたか、各文章がどれくらい頻繁に当てはまったかを選んでください。最近痛むことがほとんどなかった場合は、最後に痛かったときを基準に答えてください。
よくある質問
痛みの破局的思考の点数はどう読みますか?
12問は、考えの堂々めぐり・大きく受け止める・手の打ちようがない感覚の3系統に4問ずつ分かれ、各問0~3点なので系統ごとに0~12点です。合計点はなく、系統別に0~3、4~6、7~9、10~12点の4段階で読みます。点数が高いほどその考え方の癖が頻繁に現れることを意味し、痛みがどれほど強いかを示す点数ではありません。
この検査で痛みの原因や深刻さがわかりますか?
いいえ。この検査は痛いときにどんな考え方の癖が現れるかを見るだけで、痛みの原因・強さ・危険性については何も判断しません。診察や画像検査、治療の代わりにはなりません。新しく生じた痛み、急に強くなった痛み、しびれ・麻痺・発熱・体重減少を伴う痛みは、点数に関わらず必ず医師の診察を受けてください。
痛みの破局的思考が高いとなぜ問題になるのですか?
痛みを実際より大きく脅威として受け止めると、体がこわばり注意が痛みに集中して、同じ刺激でもより痛く感じやすくなります。痛くなるのが怖くて動くのを避けていると、体力と気分が一緒に落ち、痛みが生活全体を占めてしまう悪循環が生まれることもあります。こうした考え方の癖は痛みの治療とは別に取り組める部分なので、気づくことだけでも始まりになります。
どのくらいの頻度で受けるとよいですか?
この2週間に痛かった瞬間を思い出す検査なので、2~4週間おきが目安です。痛みの治療を始めたり、活動を少しずつ増やし始めたりしたなら、開始時点で一度記録しておき、1か月後に3系統がどう変わったか比べてみてください。この2週間ほとんど痛みがなかった場合は設問に答えにくいので、痛かった期間を含む時期にやり直すほうが正確です。
出典
本検査の設問は、次の原典・文献に基づいて構成したセルフチェック用項目です — 痛みの破局的思考に関する公開文献を参考に Soundary が独自に作成した設問であり、特定の標準化尺度の翻訳・翻案ではありません。同じテーマを扱う代表的な標準ツールとして Sullivan, M. J. L., Bishop, S. R., & Pivik, J. (1995). The Pain Catastrophizing Scale: Development and validation. Psychological Assessment, 7(4), 524–532 の痛みの破局的思考尺度(PCS)があり、反芻・拡大・無力感の3因子構造を参考にしましたが、本検査の設問と得点基準はこれとは異なります。
本検査の設問は、公開された診断基準と学術文献を参考に Soundary が独自に作成したものであり、特定の標準化尺度の翻訳・翻案ではありません。スコア区分も Soundary が独自に設定したセルフチェック用の基準です。
あわせて受けたい検査
本検査はセルフチェック(スクリーニング)であり、医学的診断ではありません。結果が気になる場合は精神科の専門医にご相談ください。
Soundary